華千段7章


ここまでは

あなたが
あなたと向かい合う
道のりでした。

ここからの章は

あなたが
少しでも
あなたでいられる
時間を伸ばす。

完全な
あなたへ向かうため

そのために
必要な”観点”を養う
3STEPになります。


ここは
あなただけの世界。

私は単なる
案内役です。

でも
ここから一歩出た瞬間に

そこは”社会”という
“他人”と
繋がって成り立つ世界になります。

今は「大丈夫」

でも

“社会”は
あなたの全てを受け入れてくれる世界
ではありません。

あなたの考え
あなた自身を

『否定』してくる人も
出てくるでしょう。

この
誰かの『否定』により

大抵の方は
元の状態に
戻されます。

そして

『否定』が
『否定』を生む世界で

ずっとずっと
悩みつづけるのです。

“社会”には
たくさんの人がいて

みんな、自分が”正しい”と
思いたくて生きている。

少しでも
“多数”の人が思う
“正しい”の中に
自分を浮かべて

少しでも
“安心”したくて

でも
“安心”できなくて。

必死に
自分を保とうとする。

この”社会”を

一本の大きな河…”大河”だと
考えてみてください。

この河には

“上流”
“中流”
“下流”

という
決められた流れがあります。

決めたのは
“どこかの誰か”で
決して
神様などではありません。


その”大河”こそが
“普通”で
“当然”で

それこそが
“秩序”で
それを維持するのが
“平和”だと
信じている。

あなたは今
河の中に
既に入っています。

これは
誰でもそうなので
仲間はいっぱいいます。
まずは
安心して
泳いでください。

泳ぎながら
周りをみましょう。

皆、”上流”に行き着きたくて
必死に泳いでいます。

“上流”に行き着くのは
ごく一部で

他の人の
足を引っ張ってでも
上がろうとする人

楽しそうに
自然に行き着く人

周囲を助けながら
行き着く人

などが、いるようです。

“下流”に行けば行くほど
その向こうには
真っ暗な滝が見えます。

“中流”の皆は
滝からは遠いので

少し余裕を見せながら
泳いでいるか

その”中流”に納得して
たたずむように泳いでいるか

“上流”に向かって
なりふり構わず
必死に泳いでいるか

とにかく
“下流”にだけは
行かないように
しているのが分かります。

そして
“下流”に向かえば
向かうほど

皆の
必死さは増し

奪い合い
罵り合い

滝に誰かを落としてでも
その場所にしがみつく

そんな方々が
多くなります。

これが
あなたのいる世界。

良い、悪いの話を
したいのではありません。

それが
あなたのいる”社会”なんだと
いうことを

ここでは
覚えていてほしいんです。

これは決して
あなたを
哀しませる話ではありません。

しんみりした空気のまま

次の章へ向かいましょう。


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